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グランマコラム

葬祭アドバイザー・コーディネーターの安藤 富久が、日々の仕事の中で気付いたヘンなこと、面白いことなど綴ります。

争続

ドラマにもなるくらい「争う相続」が世の中にいっぱい起こっているようです。

私共がお世話するご葬儀でも不穏な空気が漂う中、双方が衝突しないよう

限られた時間内での準備や、進行を中立の立場で進めて参ります。

そうは言っても、私共は喪主になる方に寄り添っておりますので、反対側からの

ご注文を中継するような感じになります。

先にお父様が亡くなられた後、スムーズに初めの相続が行われていなくて、

次にお母様のご葬儀になった時、険悪なムードに包まれてハラハラすることになります。

今日終えたご葬儀はまさしく姉弟の「争続」に絡んだものでした。

しかし、ご両人のお話を聞きつつも、最愛のお母様をお見送りするため今何が大切かを

ご理解していただくよう色々な細心の心遣いを表現致しました。

やつれたお顔を修復メイクで復元し、上等な綸子のお着物を着せ替えると10才以上も

若返った上品なお母様が出現しました。

ご両人もさることながらお孫様達も感嘆の声を上げられました。

そして、想い出のコーナーに飾られたお母様の遺作・ちぎり絵の数々、スケッチブック

など玄人裸足の作品で故人を偲んで頂きました。

お棺の中を彩り鮮やかな花々でいっぱいに飾り、お花畑で眠っているようなお母様との

お別れの時には、恐らく御二人は子供の頃の素直な心に立ち返ってお母様に感謝された

ことと思います。

私共葬儀に携わる者としては、この様に故人様に心からの感謝の気持ちを捧げ、

そして仏様の国で幸せになられます様にと祈るお手伝いする事に全力を尽くすことだと

心得ております。

後の事は、腕の良い弁護士さんを喪主様にご紹介致しましたので、じっくり時間を掛けて

解決されるようお祈りしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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