皆様こんにちは!
今月は小さな葬儀社にしては多くのお客様からご依頼を頂いて、
昨日までお仕事をさせていただきました。
合計で7名様の旅立ちのお世話をさせていただいた訳ですが、
その中で印象に残ったお二人のエピソードをご紹介したいと思います。
お1人目、M家の故人様は103才でご逝去されましたが、
戦後の混乱期に7人の子供さんを育て苦労された中で
合計三軒の焼肉屋さんを残されたという「肝っ玉母さん」の様な女性です。
彼女が98才に成られた頃、
息子さんと娘さんが私のところへ事前相談に来られたので
「万が一に備え…」色々とお話をしました。
それから今日迄、コロナ禍も乗り越えて、
湘南の老人ホームで最後まで楽しそうに過ごされたとのことでした!
お見事な人生だったな~と心から感動した次第でした。
そして、通夜·葬儀は40数人のご親族が集まり賑やかな家族葬が行われました。
二つ目は、H家の5人の1日葬でした。
私の友人から急なお電話でのご紹介でした。
老人施設で暮らしていたお母様が亡くなられ、
2時間以内にお迎えに来てほしいとのことでしたので、
急遽寝台車を手配してお迎えに同行しました。
友人からの伝言では、
喪主になられる1人娘さんは不安が一杯なのでよろしく😢⤵
お願いしたいと言われたので、
笑顔でお顔合わせをしたら(笑顔)ホッとしたように、
娘さんもニッコリしてくださいました。
10年ほど前お父様のお葬式の時は、
病院から紹介された葬儀社でお寺様もご紹介で、
大変葬儀代金が高かったそうで心配だったようですが、
1日葬も出来るし式場使用料も半分で済む所をご紹介出来るので、
何かと節約出来る方法をご提案しました。
コロナ禍前と後では、
1日葬が平均的に行われるようになり、
お寺様も認めているので全体的に費用はダウン気味です。
成るべく無くても済む物を省いて、
お花をたっぷり使って🌺祭壇を造り、
お別れの為のお花に使うことにしました。
葬儀用の大きな遺影写真は無しにしました。
御本尊様と白木位牌が有れば、
お坊さんはお経が挙げられます。
自宅用に手札サイズの遺影写真を、
有るもので採用しました。
この様な感じで工夫したら、
過去のお寺様に支払ったお布施位で納まったようです。
お葬式はこうして無事ご家族皆様の笑顔で終えることが出来ました。
これからは「墓終まい」と「家の中の片付け」のご相談にお付き合いする予定です。
明日からは7月ですね!
本格的夏に突入ですので、
ご健康に気をつけてお元気で過ごされます様御祈りいたします💕