赤ひげ先生

初夏の陽気になりましたが、
如何お過ごしでしょうか?

近所の公園にはアザレアや
アメリカはなみずき
が大変美しく咲いて
木々の緑も目に鮮やかに映ります。

ここは港北ニュータウンと呼ばれ、
約26年前計画的に造られた
横浜市北部の比較的新しいエリアです。

公園があちこちに有って、
昔の道が遊歩道として残され
街の周りをぐるりと囲んでいます。

これからは、一気に色々な花が開いて
散歩していても凄く楽しい季節ですね~

 

さて、皆様は『赤ひげ先生』と
いわれるお医者様をご存知でしょうか?

地域の医療現場で貧しく
恵まれない人に寄り添い、
地域住民の健康や生活を支えている
頼もしいお医者様のことですが、
平成24年に創設され令和6年迄の13年間、
「日本医師会赤ひげ大賞」を受賞された
65人のお医者様を指して『赤ひげ先生』と
お呼びしているそうです。

赤ひげ大賞の名前の由来は、
江戸時代中期ころ、
貧民救済施設の小石川養生所で活躍した
小川笙船という医者が実在のモデルとなり、
山本周五郎の時代小説「赤ひげ診療譚」
に由来しているそうです。

 

前置きが長くなりましたが、
この「赤ひげ先生」の称号を持っていらっしゃる「中山修先生」に
先日お会いしてとても感激しましたので、
是非ご紹介したいと思いました。

中山先生は第4回目の受賞者で、
横浜市中区·寿地区の
日雇い労働者の住む街で、
「医·衣·食·職·住」の改善のため
医療施設を開き、

「家族のいない人のための町医者になること」

を診療の理念としているそうです。

 

身寄りの無い高齢者や疾病を抱える人達の、
人生の質の向上を目指しているそうです。

又、路上生活者の夜間パトロールを行い、
彼等の健康状態の把握、
食事の提供などもNPO法人の活動
として行っているとのことです。

過去の私の知る限りでは、
中区寿地区は怖い街として、
普通の人は、
なるべく避けて通る地域だった印象が有りました。
時代と共に、
街中の様子は変わり、
清潔になり怖いという印象は全く感じられません!

赤ひげ先生は週二回、
在宅介護のため看護師さんと一緒に
地域を巡回されるそうです。

先生のお仕事場は、
寿地区の近くにある
ポーラ·クリニックという診療所ですが、
そちらでも多くの患者さんを
看ていらっしゃるそうです。

本日は、
直接葬儀やご供養には関係の無い話題でしたが、
昔々映画で見た黒沢明監督、
三船俊郎主演の時代劇『赤ひげ』が記憶に残っていて、
現代にも「赤ひげ先生」が
活躍していらっしゃることを是非ご紹介したいと思いました。

それでは次回も元気でお会いしましょう🌸

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