墓終い

家代々のお墓を色々な理由から閉じてしまう件数が増えて来たという話題です。
厚生労働省の令和2年度のまとめによると、墓地は全国で87万ケ所ある中で墓じまい(改葬)は、約12万件あったそうです。

原因としては、少子高齢化や独身世帯の増加に伴い、墓地継承者の、不在が挙げられています。
そのような中で、宗教法人が運営する「ビル型納骨堂」は全国に13,038施設造られ、しかも増加傾向にあると言われています。

勿論、ビル納骨堂ばかりでなく、墓地をお寺に返し『お寺の中にある納骨堂へ移動』や、境内にある『合葬墓へ合祀』という選択も有ります。
他の方法には『海洋散骨、樹木葬』があります。
いずれにしても、お墓を閉じる際は墓地の管理者に申し出て了承を
得なければなりません。外部のビル型納骨堂に移転するときは、先に購入を決めてから墓地管理者に申込むのが手順です。

かつて、先祖代々都内の青山墓地を持たれていた1人娘さんがお母様の葬儀後、横浜市に初めて出来た「関内室内墓苑」に納骨されました。
お父様を含めたそれ以前のご先祖様たちは、青山墓地に取り残されたままでした。

その娘さんもあれから10年以上過ぎた現在は認知症を発症し、施設に入っておられるようです。御子様もなく老齢の旦那様がいらっしいますが、青山墓地はこれからどうなるのか❔他人事ながら気になります‼️

最後までお読み頂き有り難うございました!

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