春は駆け足でやって来る!

大雪が降ったと思ったら、もう春の気配が色
濃くなり、今週は春分の中日(23日)も迎えます。春は駆け足でやって来る!感じです🌠

先月の事でしたが、一番身近に居た従兄が高齢で亡くなりましたが、その席で二人の娘たちから質問がありました。
今日の話題は「親戚間の香典」のお話しにしますね。

従兄の娘達二人は其々家庭を持ち、姉の方には最近結婚した息子も居ります。

その60才にも近い娘からの話だったのですが、夫の実家が富山県にあり数年前父親が亡くなった時、お香典を用意するのに幾ら包んだら良いか迷ったと言う話でした。

何か有ると直ぐネットでググる時代なのに、そして彼女自身子供達に負けないほどインターネットに精通している筈なのに、なんでそんな質問するのかな~?と思いました。

遣り繰り上手で、頭脳明晰、才女と言われた彼女も古い日本の常識には疎いということでした。

結局はどうしたの?と聞いたら、「一万円じゃ少ないと思い二万円は縁起が悪いので、三万円にした」との事でした。

彼女の夫は三男坊で早くから実家を出て、関東で家庭を持ったのと、妻となった彼女も夫の実家とはそんなに親しく付き合っていなかったので、昔からの「◯◯家」という意識が薄かったのだと思いました。

しかしながら、冠婚葬祭は未だ家と家との繋がりの中で行われているので、その辺りの常識を知らないと恥を搔くことが有るかもしれません(!)

参考になりそうなところで、全日本冠婚葬祭互助会が昨年実施したアンケートが有ります。

約5200件の回答を全国10地域に分けて集計したそうですが、関東地域では、親(実の親·義理の親共に)の最も多い割合が10万円、兄弟姉妹の場合5万円、叔父叔母他親戚は1万円、職場関係5千円~ 取引先1万円、隣近所3千円~5千円(…) となったそうです。

その時代の生活水準と貨幣価値に依って、お香典の金額も影響を受けるのは確かです。

上記はあくまでも参考になりそうな数字なので書きましたが、都会と田舎(地方の意味)での付き合い方の違い、親の場合でも長男や次男三男、嫁いだ娘の家の事情に依っても違ってくるのはしょうがないと思います。

そこは親に対して親不孝を詫びるとか、最後まで面倒を看てくれた姉弟達に心底から感謝することで補って頂きたいと思います。

豪放磊落で私を妹のように可愛がってくれた従兄も今度のお彼岸中日に納骨される予定です。
親戚代表で行って参ります。

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